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e売るしくみ研究所にはハローワークを通しての求人・応募が多いのですが、みなさんはこの本をご存知ですか？


「新・13歳のハローワーク」村上 龍 (著)





前作は2003年発行。当時ずいぶん話題になりました。
そのときは立ち読み程度だったのですが、今回改訂版が出版されたということで、あらためて手にとってみました。

改訂版は、紹介する職業を旧版より89種追加し、時代の推移に伴って変化する「求められる職業」を取り上げているそうです。けっこう初めて聞く職業もあって、ビックリしました。

さてその内容は

・「国語」が好き・興味がある
・「算数」が好き・興味がある
・「保健・体育」が好き・興味がある

など、「好き」な学校の教科を切り口に、その分野への興味を広げたり深めたりすることで適性がある職業を紹介しています。

※例えば「外国語が好き」で、さらに「外国語の文章・記事・物語などを読む」ことに興味ある人へ紹介している職業は…

翻訳家／言語学者／英字新聞記者／留学コーディネーター／国際会議コーディネーター／著作権エージェントで働く　など

また、教科以外の切り口として
・「休み時間、放課後、学校行事」が好き
・「何も好きじゃない、何にも興味がない」とがっかりした子のための特別編

などもあり、昨今の世界的な不況で、若い人たちが「働く」ことについて少しずつでも真剣に考えることが大切だな〜と感じました。

こういうガイドがないと考えられないのか？という意見もあるのかもしれません。
が、「若いときからもっといろんな職業を知っていたら」「なぜ学校で教えてくれなかったのだろう」と後悔するよりは、情報を取り入れて、消化して、自分の考えをまとめるのも、職業の選び方のひとつとして大切なのでは？

自分の子供たちにも、好奇心を活かし、いろいろなものに積極的に興味を示して、子どものころは「好きなこと」に、成長したら「自分に向いている職業」に、出会ってほしいな〜と思いました。

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