更新日:2022/10/03,Monday 更新者:admin
前回のあらすじ。
〜強すぎるがゆえの孤独。
誰か俺を愉しませてくれ・・・〜
ある日のこと、「狩王決定戦」の開催が決定。
本番のお題も発表され、ゲーム内でも練習ができるようになりました。
お題には必ず2人で参加する必要がありましたが、
少なくとも知り合いに自分に比肩するハンターがいなかったため、
野良ハンター(フレンドじゃないそこらへんにいた人)となんとな〜く練習してました。
数人の野良ハンターとやってみましたが、やはり自分のレベルには到達していない・・・
「ま、そんなもんだよな・・・。」
期待してなかったといえば嘘になりますが、予想通りでもあり。
今日はもう寝るか〜(26時間プレイ後)と考えていた時、
一人の野良ハンターが現れました。
野良「よろしくお願いします」
自分「よろしくお願いします♪」(反射的に挨拶)
ネット内では丁寧に元気よく振舞ってた自分・・・
前回オッサンだらけのオフ会に誘われたと書きましたが、
ゲーム内外見が女なのもあり、女性だと勘違いされてお呼ばれしたのでした。
うっかり柏在住(当時)と言ったところ、
俺たち松戸だよ〜!女の子の参加者いたら嬉しいな♪
と言われ本気で焦りました。
それはさておき、ふらっと現れたこのハンター。
よく見るとハンターランクが廃人である自分とほぼ同じということに気づきます。
それに、装備も一切無駄がなく、計算されつくした美しいスキル構成・・・
多分、互いに強者の雰囲気を感じ取っていたと思います。
自分「失礼ですが・・・武器は何をお使いに?」
野良「そうですね・・・”ランス”を少々・・・」
この男・・・「ランス」を選択するとはなんたる”通”!
「太刀」や「大剣」といった分かりやすくかっこいい武器を選ばずに、
ガード主体でチマチマ攻撃する地味な「ランス」を選ぶあたり、分かってる。
はっきり言ってランスは弱い。
味方の攻撃ですぐ怯み、転び、その鈍足ゆえに敵にも置いて行かれる。
そして地味だ。
ソロプレイならまだしも、協力プレイでランスを使う人はマゾしかいない。
だがそれゆえに、ランスを愛用する者「ランサー」には強者しかいなかった。
しかも、この男のスキル構成は「ガード」を捨て「回避」を主体に戦う、いわゆる「回避ランサー」。
モンスターにケツを向けて、”バックステップで近づいて行く”という変態スタイルだ。
そしてそれは、奇しくも自分と同じ戦法であった。
はっきり言ってモンハンにおいてガードは弱い。
ガードする暇があったら殴って倒した方が早いからだ。
そこで一部のランサーが辿り着くのが、盾をほとんど使わない回避スタイルだった。
ランスは皮肉にも回避性能が高く、長いリーチで弱点を的確に突けるならば
理論上は近接武器の中でもトップクラスのDPS(秒間ダメージ)を出せる。
とはいえ初対面。
どんな戦法で行くのか、どれほどのレベルか、確かめる必要がありました。
まあ細かい組み立ては後にして、サクッとレベルを見てみますか。
自分「開幕強めに当たって、あとは流れで」
野良「りょ」
どこぞの八百長相撲のようなことを言い、僕たちのぶつかり稽古が始まった。
しれっと前中後編で次回に続く。
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〜強すぎるがゆえの孤独。
誰か俺を愉しませてくれ・・・〜
ある日のこと、「狩王決定戦」の開催が決定。
本番のお題も発表され、ゲーム内でも練習ができるようになりました。
お題には必ず2人で参加する必要がありましたが、
少なくとも知り合いに自分に比肩するハンターがいなかったため、
野良ハンター(フレンドじゃないそこらへんにいた人)となんとな〜く練習してました。
数人の野良ハンターとやってみましたが、やはり自分のレベルには到達していない・・・
「ま、そんなもんだよな・・・。」
期待してなかったといえば嘘になりますが、予想通りでもあり。
今日はもう寝るか〜(26時間プレイ後)と考えていた時、
一人の野良ハンターが現れました。
野良「よろしくお願いします」
自分「よろしくお願いします♪」(反射的に挨拶)
ネット内では丁寧に元気よく振舞ってた自分・・・
前回オッサンだらけのオフ会に誘われたと書きましたが、
ゲーム内外見が女なのもあり、女性だと勘違いされてお呼ばれしたのでした。
うっかり柏在住(当時)と言ったところ、
俺たち松戸だよ〜!女の子の参加者いたら嬉しいな♪
と言われ本気で焦りました。
それはさておき、ふらっと現れたこのハンター。
よく見るとハンターランクが廃人である自分とほぼ同じということに気づきます。
それに、装備も一切無駄がなく、計算されつくした美しいスキル構成・・・
多分、互いに強者の雰囲気を感じ取っていたと思います。
自分「失礼ですが・・・武器は何をお使いに?」
野良「そうですね・・・”ランス”を少々・・・」
この男・・・「ランス」を選択するとはなんたる”通”!
「太刀」や「大剣」といった分かりやすくかっこいい武器を選ばずに、
ガード主体でチマチマ攻撃する地味な「ランス」を選ぶあたり、分かってる。
はっきり言ってランスは弱い。
味方の攻撃ですぐ怯み、転び、その鈍足ゆえに敵にも置いて行かれる。
そして地味だ。
ソロプレイならまだしも、協力プレイでランスを使う人はマゾしかいない。
だがそれゆえに、ランスを愛用する者「ランサー」には強者しかいなかった。
しかも、この男のスキル構成は「ガード」を捨て「回避」を主体に戦う、いわゆる「回避ランサー」。
モンスターにケツを向けて、”バックステップで近づいて行く”という変態スタイルだ。
そしてそれは、奇しくも自分と同じ戦法であった。
はっきり言ってモンハンにおいてガードは弱い。
ガードする暇があったら殴って倒した方が早いからだ。
そこで一部のランサーが辿り着くのが、盾をほとんど使わない回避スタイルだった。
ランスは皮肉にも回避性能が高く、長いリーチで弱点を的確に突けるならば
理論上は近接武器の中でもトップクラスのDPS(秒間ダメージ)を出せる。
とはいえ初対面。
どんな戦法で行くのか、どれほどのレベルか、確かめる必要がありました。
まあ細かい組み立ては後にして、サクッとレベルを見てみますか。
自分「開幕強めに当たって、あとは流れで」
野良「りょ」
どこぞの八百長相撲のようなことを言い、僕たちのぶつかり稽古が始まった。
しれっと前中後編で次回に続く。
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